アーカイブから(11/9/23)

アーカイブから、季節に応じたものを紹介します。 本当は取り直せば良いのかもしれませんが、毎年同じところに 咲いてくれるわけではありませんし。一応、雑草だって生き物です。 人生は一期一会。

マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)ひるがお科。これも、以前は大学の至る所で 見られたのですが、近頃の環境整備の一貫で抜き取られてしまうことが多く、 見かけることが少なくなりました。 ちなみに、縷紅草の縷とは糸という意味で、葉が糸のように細く、紅い花を つけるので縷紅草です。で、丸葉縷紅草とは、なんとも変な名前です。 もっとも、白花紫蘭というのもありますし一概に悪いと決めつけるのも問題かも。 鮮やかで綺麗な花で、一説には観賞用として輸入されたものが野性化した とか、それを雑草と呼んで抜き去るなんて、ここにも人間の身勝手が 見て取れます。 <11/9/23>

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)実 (11/9/17)に花を紹介したところで ミニトマトのような実と述べたものです。 これは、4年前に丸池のまわりで撮影したものです。 今年も、あと1月もすれば赤い実が見れると思うのですが、 近頃なぜだか雑草をとる人がいて(当たり前だって?) 実が熟す前に刈り取られるかもしれません。 ヒヨドリジョウゴが無事に赤い実をつけられることを祈りましょう。 私は、刈り取られて放置された雑草を見ると心が痛みます。 彼らだって、一生懸命花を咲かせてくれているのに。 <11/9/23>

オジギソウ(お辞儀草) まめ科(ねむのき科)。クサネムの話をしたので。 これは雑草ではなく園芸植物として、図書館玄関前に植えられていました。 クサネムと同じく、というか、こちらがむしろ本家です。 人が触れると葉を閉じて下を向いてしまうのでオジギソウの名前があります。 ポンポンのような花、と書いて「ポンポン」って何?と止まってしまいました。 あの、チェアガールがふらふらせているやつですが、辞書で調べるとなんと 由緒あるフランス語だそうです。私は、子供時代にアセモ避けに 天花粉(知らないでしょう)をつけてもらった時に使う「ぽんぽん」と はたくものなので、ポンポンかと。 まあ、とにかくポンポンのような花です。 もちろん、夜はちゃんと「眠り」ます。 まだ、図書館前にあったら触って見てください。 (11/9/23)

クサネム(草合歓) まめ科。典型的な水田雑草です。 岐阜大学に水田があるの、ご存知でしたか? これは、黒野寮に近いところの水田で見つけました。 で、クサネムですが、合歓(なんかイヤラシー雰囲気)の木 のように「ねむる」のだそうです。 つまり、夕方日が陰ると葉を閉じてしまうのです。 ただ、ネムノキはブラシのような花をつけるので、 草で言えばオジギソウが近いのですが、 クサネムはちゃんとマメ科らしい花をつけてくれます。 この種が、ちょうどお米と同じくらいの大きさなので、 間違って収穫され、それが翌年蒔かれることにより 拡散されて行きます。 ということで、お百姓さんにとっては「天敵」のような 植物ですが、たまたま生育環境が一致しただけなのに 嫌われるなんてかわいそうですね。 (11/9/19)


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