厳寒にめげずに咲く雑草(13/2/16)

今年は春が遅く、まだ野原は冬のままです。ちらほらと、 オオイヌノフグリやハコベが花を咲かせていますが、 満開にはもう少しかかりそうです。 木の花では、マンサクやロウバイが花を咲かせていますが、 梅はやっと蕾が膨らみ始めたところです。 こんな中、何か咲いているものを、と探してノボロギクを 見つけましたので紹介します。
(ノボロギク)


ノボロギク (野襤褸菊)きく科。
ヨーロッパ原産の帰化植物。野原にある「ボロギク」でノボロギクです。 ボロギクの名を持つのは、ベニバナボロギクを紹介しましたが、 こちらはキオン属(Senecio)で属が違います。ボロギクと呼ばれるのは、 種が綿くずのように見えるからですが、ノボロギク、ベニバナボロギクは 殆ど開かない筒状花が特徴です。 ノボロギクは冬の雑草というわけではなく通年雑草ですが、 他の花が咲かない真冬にも花を付けるので、 この季節によく目立ちます。実は昨年に紹介し損ねたのは、 カッコよく育った個体を見つけられなかったので、 そのうちにと思っているうちに、時期を逸してしまいました。 でも、図鑑などを見ると、このだらしない姿がこの草の特徴のようで、 決して冬の寒さでいじけているのではなさそうです。 だらしない草姿と、角ばった葉の切れ込みが特徴的で、 ほかと間違うことはありません。 通年花を付けるということは、温度の許容範囲が広く、 北海道から沖縄まで全国に分布します。 でも、大きな個体や、一面のノボロギク畑、 といったところを見たことがないので、 ノボロギクにも弱点はあるのでしょうか。


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