秋の木の花や実(13/11/1)

秋に見られる木の花や実の紹介です。イヌビワとカラタチは実、茶は花です。
(イヌビワ/カラタチ/チャノキ)


イヌビワ(犬枇杷) くわ科。
関西以西の海岸沿いなど暖地に自生する落葉小高木です。 ビワの名前がありますがイチジクの仲間(イチジク属Ficus)です。 実が小さいので、イチジクよりはビワを連想したのでしょうか。 花期は4-5月ですが、イチジクと同じく花序は内向きで、 寄生するイヌビワコバチにより受粉します。 雌雄異株です。「実は熟すと食べられるが美味しくない」とのことです。 私は食べたことがありません。


カラタチ(枳殻) みかん科。
中国原産の落葉低木で、日本には8世紀ごろ伝わったとされています。 春、芽吹きの前に白い花をつけます。実は秋に熟し、よく目立ちます。 白秋の歌「からたちも秋はみのるよ。まろいまろい金のたまだよ。」 そのままの実です。 鋭く長い棘があるため、かつては生垣として多く利用されました。 白秋の時代には、どこにもある木だったのでしょう。 果実は生食には向きませんが、果実酒として利用されています。


チャノキ(茶の木) つばき科。
中国南部原産とされる常緑低木です。和名はチャではなく、チャノキです。 ツバキ属で、ツバキを小さくした白い花を秋に付けます。 若葉を茶の原料とします。昔は垣根などによく用いられたのですが、 近頃はツバキ、サザンカに置き換えられ、見られることが少なくなっています。 岐阜大学では、サザンカと間違えて植えられたのではと思うくらいぽつんと庭木に交じって植えられています。


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