ホテイアオイとコナギ(14/11/2)
半年ぶりの更新になってしまいました。
なかなか、新しい花は見つからず、今回は以前に撮ってあったものからの紹介です。
少し季節が遅れてしまいましたが、ミズアオイ科の花2種です。
ミズアオイ科とはき慣れない科ですが、日本ではここに紹介するホテイアオイ、コナギ
と科の名前になったミズアオイがあります。ミズアオイは今では希少種でほとんど
見られません。
(ホテイアオイ/コナギ)
ホテイアオイ(布袋葵) みずあおい科。
南アメリカ原産の単子葉植物です。もともと観賞用に栽培されていたものですが、
日本各地の湖沼などに逸出しています。
葉柄が丸く膨らんで、浮き袋の役割を果たし、水上に浮かんで生育します。
名前の由来ですが、その丸く膨らんだ形を七福神の布袋様の太鼓腹に見立てたものです。
実生で増えるほか、茎から水平に枝を伸ばし新芽をつくるので、
暖地では猛烈な勢いで増殖し、瞬く間に水面全体を覆い尽くすことがあります。
このため、世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれており、「青い悪魔」の名があります。
暖地を除く日本では、冬にはほとんど枯れ死しますが、
一部でも生き残るとまた夏には復活する駆除困難な雑草です。
コナギ(小菜葱/子水葱) みずあおい科。
日本の水田などに生育する一年生の単子葉植物です。
東南アジア原産で、水稲耕作とともに日本に伝わった史前帰化植物です。
秋に花をつけ、果実は熟すと裂け、種子を水面に散布します。
葉は同属のミズアオイとはよく似ていますが、ミズアオイが希少種となっているため、
普通水田で見かけるのはコナギと考えてよいようです。
外来種にアメリカコナギがありますが、コナギ属ではなくアメリカコナギ属で、花が大型です。
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