木の実シリーズ1(13/1/13)
今は冬の真っ最中、多くの植物は寒さに耐えながら春の準備をしています。
でも、真っ青な冬空には木の実がきれいに映えます。
今回は2回に分けて、この季節、どこでも見られる木の実を紹介します。
まずは、赤い実を付ける木の実三種。
(サンシュユ/ナンテン/クロガネモチ)
サンシュユ(山茱萸) みずき科。
ミズキ科の落葉小高木。花については、
すでに(12/4/9)で紹介済みです。グミそっくりの実がなるのでヤマグミとも呼ばれます。
赤い果肉は山茱萸(やまぐみ)という生薬となり、
強精薬、止血、解熱作用があるとあります。
古くから漢方としてもよく利用されているもので、ネットで検索するとたくさんの
サンシュユ製品(健康、強壮食品)が販売されています。
冬空に赤い実が映えて、春の黄金色とあわせて、庭(があればですが)に
ぜひとも植えたい木です。
ナンテン(南天) メギ科。
常緑低木。これも、花はすでに(12/6/24)紹介済みです。
そこで、紅葉の話を書きましたが、常緑樹で紅葉する数少ない木です。
紅葉は凍結防止にとナンテンが糖分を葉に集めるためであり、
春になれば緑に戻ります(たぶん)。
ナンテンの花はあまり見栄えがしませんが、赤い実は美しく、
正月用の切り花として出荷されています。
クロガネモチ(黒鉄黐)もちのき科。
常緑高木。モチノキ科の仲間と同じく、葉の付け根に赤い実をぎっしりと付けます。
岐阜周辺の山野にも多くあり、冬空に赤い実をぎっしりと付けている様子は、
遠目には赤い花が咲いているようにも見えます。
木によっては、殆ど葉を落としていることがあり、
その場合は裸の枝に赤い実が非常に目立ちます。
寒さや寒風で葉を落とすこともある、とありますが、
近くにはしっかりと葉を付けている木もあり、理由はよくわかりません。。
それでも、春には一斉に芽吹いて、元の緑に戻ります。
庭木、公園樹としてもよく用いられ、岐阜大学にも多く植えられています。
雌雄異株とありますが、岐阜大学ではすべて実を付けているような気がします。
今度注意して見ておきます(だって実をつけていないのは目立たないから)。
5月ごろに紫がかった白色の小さな花を多数つけますが、
それほど見栄えのするものではありません。
実は、時によっては花の季節まで残ります。花の写真も同時に掲載しておきます。
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