幻の木(12/5/1)
ウワミズザクラ
少し前まで岐阜大学にあった木です。
地震でも、津波でもなく、人手によって
切り倒されてしまいました。
ウワミズザクラ(上溝桜) ばら科。
サクラという名前を頂いていますが、
さくら属(Prunus)ではなく、うわみずざくら属(Padus)
です。
果実は黒く熟し、ジャムや果実酒になります。
乗鞍では、熊が好んで食べる、という話を聞きました。
名前の由来ですが、Wikiによると、
「古代の亀卜(亀甲占い)で溝を彫った板(波波迦)に使われた事に
由来する」とありますが、あまり分かったという気にはなりません。
で、ここで取り上げた理由ですが、「皆さんこの木が少し前まで岐阜大学に
あったのをご存じですか」。
でも、残念ながら、この写真を撮った翌年(たぶん)に、切り倒されて
しまいました。
それ以後、構内のあちこちを見て回ってはいるのですが、
ウワミズザクラを見かけることはありません。
環境整備と称して雑草を草刈り器でなぎ倒すのも結構ですが、
大学の風格のためにも、樹木をもっと大切にした方が良いと
思うのですが、いかがでしょう。
多くの樹木は、人よりも、また大学よりも、
長く生きることができるのです。
岐阜大学が他大学との競争に負けてつぶれてしまっても、
構内の樹木は生き延びて、市民の憩いの場として再生される、
なんていいと思いませんか。長良公園のように。
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