目立たないこの季節の雑草2種(13/5/17)
この季節にみられる目立たない雑草2種です。
ともに、至る所にあるのですが、小さくて目立たないもので、
あまり知られていないのではないかと思います。
(オオチドメグサ/ヒメコバンソウ)
オオチドメ(大血止) うこぎ科。
とても小さく、地面を覆うようにして繁殖する多年草です。
Wikiではうこぎ科になっていますが、
古くは牧野などせり科とされていました。
以前に特定外来生物で紹介したブラジルチドメグサ(12/7/23)も同じチドメグサ属
(Hydrocotyle)です。
チドメグサの名前は、葉をすり潰して血止め薬として利用したことによります。
日本で見られる主なチドメグサは、チドメグサ、オオチドメ、ノチドメなどですが、
写真は葉の形、花柄の長さからオオチドメと判断しました。
ほかのチドメグサでは、花柄が葉柄より小さく、
葉をめくらないと花が見つけられません。
花はとても小さく、2-3mm程度のものが10個前後集まって球花を作っています。
写真では、葉の直径を2-3cmと思っていただければ、おおよその花の大きさがわかると思います。
ヒメコバンソウ(姫小判草) いね科。
以前に紹介したコバンソウ(12/6/9)の仲間です。
花穂はコバンソウよりも小さく、三角のおむすび形です。
また、花穂をつるしている花柄も絶妙な分岐で、
まるで天然のモビールのようです。
画像をクリックして、拡大してみてください。
花柄が非常に細いので少しの風でも、
かさかさと揺れているさまは、風情があります。
もっとも、あまり小さいので、ほんとに地面に這いつくばうようにして
見る必要があります。
写真も、しゃがみ込んでも上からのアングルになってしまいました。
本当は、背景を空にしたかったんですが、そのためにはそれこそ腹ばいになって撮るしか。
でも私には、まだ人前でそれをやる勇気がありません。未熟者です。
(13/5/23)写真を取り直しました。モビールの感じが分かっていただけると思います。
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