モクレンの仲間(12/4/21)

モクレン/ヒメコブシ
ともにモクレン科の落葉中高木で、庭木として住宅や公園によく植えられています。 花も奇麗で、植えられているのはすべて園芸種だと思われます。


モクレン(木蓮) もくれん科。
木蓮の名前は、花の形が蓮に似ているからでしょうか。 モクレンは中国原産で、古くは薬用として日本に持ち込まれたそうですが、 今は観賞用として、植えられています。 モクレンの仲間の中では比較的小さく、小さな庭にも合います。 花弁は紫色でハクモクレンと区別するために、シモクレン と呼ばれることもありますが、モクレンと言えば普通こちらを指します。 サクラの終わるころに、葉に先立って花を付けます。 モクレンの花は写真のように、カップのように上向きに咲き、 コブシの仲間のように全開することはありません。


ヒメコブシ(姫辛夷) もくれん科。
シデコブシがたぶん正式な和名です。 写真のように、花色がピンクのものをヒメコブシと呼ぶような気がします。 で、シデコブシですが、東海地方のごく一部に自生地が知られている、 絶滅危惧種です。岐阜では、多治見市や中津川市に自生地が知られています。 でも、園芸品種としては普通に園芸店にも売られており、住宅地や公園などにも よく植えられています。 コブシに比べて花弁が豪華で、花色もピンクのものは華やかさがあります。 満開に咲き誇る姿は圧巻で、ソメイヨシノに引けを取ることはありません。 名前の「シデ」ですが、紙垂(四手)で神社などに垂らしたり、玉串などに使われる、 細長い紙のことで、花弁がその紙垂に似ていることによります。


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