大きな花と小さな花(12/9/17)
別に、意図的にくっつけたわけではありませんが、
残っている花を整理した結果です。
アメリカフヨウは30cmにもなる大きな花をつけます。
ノブドウは以前に実を取り上げましたが、花はとても小さく、
近づかないと咲いているのかわかりません。
クワクサは、花だと知らない人には、花とは思わないほど小さく、
見栄えもしません。
(アメリカフヨウ/ノブドウ/クワクサ)
アメリカフヨウ(アメリカ芙蓉) あおい科。
アメリカフヨウはハイビスカスの仲間で、
直径30cmにもなる大きな花を咲かせる宿根草です。
北米アラバマ州の原産とあります。
園芸品種として、多彩な花色が作り出されていますが、
概ね赤ーピンクー白の単色、もしくは組み合わせです。
夏の花が少ないときに、猛暑にもめげずに咲いてくれる花なので、
もっと大学に植えられていてよいと思うのですが、あまり見かけません。
これは応用生物の農場に「栽培」されていたものです。
草丈は放置すれば2m近くにもなりますが、
フヨウのようにブッシュ状になるのではなく、
縦に伸びるだけなので、すこしひょろっとした感じです。
ノブドウ(野葡萄) ぶどう科。
ノブドウは、以前に(11/10/24) 実を紹介しましたが、
こちらはその花です。実は、赤から紫、濃紺といろいろと変化して、
遠くからでも目立つのに対して、花はとても小さく、
薄黄緑色なので全く目立ちません。
一個一個の花は咲いたときで2mmくらい、集合花でも1cm程度のものです。
写真では、葉の一部が写っているので、大きさの参考にしてください。
ヤブガラシと同じで、他の植物に巻きついて葉を茂らせるので、
造園家などには極めて迷惑な植物です。
実は(まずくて)食べられませんが、
焼酎に漬け込んで「ノブドウ酒」とすると、
様々な薬効があるとのことです。
クワクサ(桑草) くわ科。
最も目立たない花、ベストテンに入る資格のある花です。
葉の脇に団子のようにくっついているのが花です。
私は最初、これは蕾で、いずれは花が咲くものだ、
と思っていましたが、これで終りです。
写真の中に、小さな白い点がところどころに見えますが、
これが花だと思います。
私の肉眼でも、私の持っている並みクラスのカメラでも、
拡大不能な大きさです。
せめて、花が突き出した花軸に付いているのなら、
マクロレンズという手もあるのですが、
葉の付け根にしがみついているので、それも難しいです。
クワクサの名前は、葉の形が桑の葉に似ていることによります。
というか、くわ科なので似ていて当然で、
どちらかといえば「クサクワ」と呼ぶべきではないかと思います。
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