すみれ2種(12/4/30)
スミレ/アリアケスミレ
誰でも知っているスミレですが、実は素人植物愛好家を最も
困らせる植物の一つです。手元の図鑑で、
○○スミレを名乗るものが図のあるものだけでも30を超えます。
分類のポイントは、葉の形、茎が立ち上がるかどうか、
花の色、なのだそうです。
スミレを見かけたらこの3点を確認してください。
スミレは、環境、地域によって上手に「住み分け」ているように思えます。
それが逆に、多数の種の分化につながっているのでしょうか。
スミレ(菫) すみれ科。
スミレの分類、上で述べたように非常に難しいのですが、でもご安心ください。
この写真は正真正銘<単なる>スミレです。
葉は細長い鉾のようで、根から葉が出ています(根生葉)。
花色は菫色(当たり前だって?)というか、特有の赤紫です。
おそらくもっとも普通に道ばたで出会うスミレではないかと思います。
人手の入った川の土手や道路脇、原っぱなどでよく見かけます。
逆に、山の中ではあまりこのスミレには出会いません。
もっとも雑草化しているスミレの一種です。
「スミレの花咲く頃、初めて君を知りぬ」のすみれは、このスミレでしょうか。
アリアケスミレ(有明菫) すみれ科。
スミレとほとんど花色が違うだけのアリアケスミレです(たぶん)。
先に述べた事情で、スミレの判別には自信はありません。
類似種にシロスミレがあるのですが、シロスミレは主として山地に咲き、
アスファルトにあるのはアリアケスミレだそうです。
アリアケスミレとシロスミレは、葉の形も微妙ことなります。
で、このアリアケスミレは、どうも雑種らしく、花色はほとんど真っ白から、
紫の筋が目立つものまでいろいろあります。
私には種(シュ)の定義がよく分かりませんが、白色のスミレは
白色のスミレで、また菫色のスミレは菫色のスミレでかたまって
生えていることが多いので、多分同じ種(たね)からは同じ花色のスミレが
出きるのではないかと思います。
この季節、岐阜大学にあるスミレは、なぜかスミレ、アリアケスミレの2種だけ
です。他のスミレも、そう珍しいわけではありませんが、岐阜大学構内では見か
けません。私の行動範囲が狭いからでしょうか。どなたか他のスミレを見かけた
ら教えてください。
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