タラノキ(14/4/28)

山菜の王様、タラノキですが、自生種は人が近づける場所では、新芽の採取でほとんど枯れてしまいます。 金華山の登山道にも、枯れたタラノキがあり、悲しい気がします。
(タラノキ)


タラノキ(楤木) うこぎ科。
日当たりの良い山林に生える落葉低木で、樹高は2−4m程度になります。 伐採地、崩壊地など植生が破壊された後に真っ先に侵入するパイオニア植物です。 野生のタラノキでは、樹皮に鋭い棘があります。 山菜のタラの芽は本種の新芽ですが、多く市販されているのは棘のない栽培品です。 山道沿いにあるタラノキには、新芽を取られて枯れてしまったものが目立ちます。 実は、岐阜大学構内にもタラノキはあるのですが、取り上げないつもりでした。 でも、むしろ現状を見ていただいた方が良いかと思い、あえて掲載します。
一枚目は、タラの芽でちょうど食べごろです。 二枚目は葉が展開したところです。同時に撮った写真なので、一枚目は一度芽を採られて、 2番芽を出したところと思われます。 三枚目は、未だに芽を出していない(おそらく枯れてしまった)ものです。 タラノキは、新芽を(繰り返し)折り取られると、枯れてしまいます。 おそらく2番芽を採った人は、一番芽を採った人とは違うのでしょう。 人がたった一口の山菜を味わうために、一生懸命生きている木を枯れさせて良いのでしょうか。 人間の驕りを見たような気がして、ちょっと悲しくなります。


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