晩秋の花々(13/11/10)
花の少なくなった晩秋に岐阜近郊で出会うことができる花です。
ツワブキとキチジョウソウは、公園や神社などでよく見かけます。
ヤクシソウは、牧野には「道端などに普通」とありますが、見かけることが少なくなったような気がします。
(ツワブキ/ヤクシソウ/キチジョウソウ)
ツワブキ(石蕗、艶蕗)きく科。
福島、石川以西の山地や海岸の日陰に分布する多年草です。
フキの葉に似た大きな葉をつけますが、フキと違い常緑で冬にも葉を落としません。
晩秋に大きな黄色の花を咲かせます。日陰でもよく育ち、
花が大きいので和風庭園などによく植えられます。
フキと同じようにして茎を食することができる、とあります。
ツワブキの名前ですが、葉に「ツヤ」があるので、ツヤブキが訛ったというのが有力です。
ヤクシソウ(薬師草)
日当たりの良い山野、道端などに普通な2年草です。道路脇、造成地など植生が破壊された場所に
真っ先に侵入するパイオニア植物です。ニガナの仲間で花の形はよく似ていますが、
草丈は大きく1mほどにもなります。花期は9-11月で、最初は上向きに咲きますが、
その後下向きになります。
名前の由来ですが、葉の形が薬師如来の光背に似ているとする説、
かつて薬草に使われたことによるとする説、などがあります。
キチジョウソウ(吉祥草) ゆり科。
関東以西の林内に自生する常緑多年草です。日陰にも強く、晩秋に咲く花として、よく庭に植栽されます。
ゆり科としましたが、Wikiではクサスギカズラ科という耳慣れない科名になっています。
Wikiには、「家に植えておいて花が咲くと縁起がよいといわれるので、吉祥草の名がある」
とありますが、紅白の花を「祝儀」の徴と見立てたのでしょうか。
ちなみに、庭の隅に普通に放置しても毎年花をつけてくれます。
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