仲春の山の木の花(13/4/11)
仲春の山に咲く木の花2種です。
一つはう薄暗い林床にひっそりと咲いているミヤマシキミ、
もう一つは日当たりのよい山中に咲く豪華なアカヤシオです。
(ミヤマシキミ/アカヤシオ)
ミヤマシキミ(深山樒) みかん科。
常緑の落葉低木で、多くは樹高1m以下のブッシュ状になります。
花は綺麗というほどではないですが、みかんの花を連想します。
冬に赤く熟した実は常緑の葉に映え、綺麗なので園芸用に栽培
されることもあるそうです。
雌雄異株で、写真は雄蕊が目立つので雄株だと思います。
ミヤマシキミはみかん科、シキミはしきみ科で、類縁関係はなく、
葉が似ている?といえるかどうか、微妙です。
では、なぜミヤマシキミかというと、赤く熟す実が有毒なので、
シキミと同じく「悪しき実」ということで、この名がついたというのが
有力です。
アカヤシオ(赤八汐) つつじ科。
アケボノツツジの変種で、三重・滋賀以東はアカヤシオ、
紀伊半島以西にはアケボノツツジが、
九州にはツクシアケボノツツジが自生するとあります。
おそらく分布域の人口比からアカヤシオが有名ですが、
基本種はアケボノツツジだそうです。
落葉低木とありますが、樹高3−6mになります。
私の見たものも6,7m?巨木に見えました。
そのような巨木一面にこの花が咲いている様子は
サクラを凌駕する豪華さです。
残念ながら市街地では育たないようで、絶滅が危惧されている
自生地もあるようです。
アカヤシオを見るためになら、1日の山登りも厭わない、
そんな気にさせてくれる花です。
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