古くから栽培されてきた秋の園芸植物(14/11/10)

古くから庭などに植えられ、園芸植物として日本に定着した秋の花です。 いずれも剛健で、各地で逸出、野生化しているのか見られます。
(ミセバヤ/シュウカイドウ)


ミセバヤ(見せばや) べんけいそう科。
園芸用として庭に植えられる多肉植物・宿根草です。 別名タマノオ(玉の緒)です。歴史は古く、高野山の法師が 和歌の師匠にこの花を贈った時、「君にみせばや」との添え書をつけたからとか。 タマノオは首飾りの玉の緒に形が似ているからでしょう。 葉は三枚輪生で、花は下垂する茎の先端につきます。 各地で逸出・野生化しているものが見られますが、 Wikiには香川県、奈良県に自生地があるとの記述があります。 花期は10-11月で、晩秋には紅葉し、地上部は枯れても、翌年また根茎から発芽してきます。


シュウカイドウ(秋海棠) しゅうかいどう科。
多年生草本、球根植物で、江戸時代に観賞用として日本に持ち込まれた帰化植物です。 名前の由来は、花色が海棠に似ていて秋に咲くからでしょう。 葉は、基本的にはハート形に近いのですが、左右非対称で、 葉の形もそれぞれ異なっています。雌雄同株異花です。 黄色の花粉が花の中心に目立つのは雄花で、閉じたように見えるのが雌花です。 耐寒性があり、冬には地上部は枯れても球根で冬を越すので、 各地に逸出、野生化しています。 シュウカイドウ属(Begonia)では、ベゴニア・センパフローレンス、木立ベゴニア、 リーガス・ベゴニア、球根ベゴニアなど多数の園芸品種が販売されています。


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