春の低山で(13/3/23)
サクラが咲くと、春も本番です。低山にもいろいろな花が
咲き始めます。
今回は低山でこの季節に見ることのできるヤマツツジとシキミです。
(ヤマツツジ/シキミ)
ヤマツツジ(山躑躅) つつじ科。
山に生えるツツジなのでヤマツツジと言えばそれまでですが、
これで正式な名前(和名)です。
酸性土壌の山に普通に見られるツツジで、花色、葉の形に変異が多くみられます。
半落葉低木で、夏秋葉は春葉より小さく、越冬します。
山に咲くツツジの中ではサツキの仲間に近く、類似のもの(特に
生育域による変種)が多数あって、私には区別がつきません。
まあ、山にある赤いツツジはヤマツツジでよろしいのではないでしょうか。
金華山にはツツジの仲間では、他にモチツツジがありますが、
こちらはガクが粘るので区別できます。また、葉も少し「毛深い」感じです。
しきみ(樒) しきみ科。
山地に自生するしきみ科の広葉常緑の小高木です。昔はもくれん科に入れられていましたが、
現在はしきみ科として独立させています。日本ではシキミのみが自生します。
花弁は透明感のある淡黄色で、幣のようにへなへなとしています。
でも、薄暗い林中で、白い花が明りを付けたように咲いているのは、
とても神秘的で綺麗です。果実にはアニサチンなどの有毒物質を含み、
食べると死亡することもあります。
芳香があり、樹皮と皮を乾燥させて抹香に、また枝を仏壇に供えるなど、
仏事に多く用いらるため寺院などに植えられます。
香辛料として中国料理に用いられるトウシキミの果実と似ているため、
誤って食べる事故が起こっているそうです。
名前ですが、「悪しき実」がシキミになったというのが有力です。
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