春の山野草2種(13/4/13)
山野草らしい山野草2種です。ともに派手さはありませんが、
清楚な美しさをもって、登山者の疲れを癒してくれます。
(タニギキョウ/ホウチャクソウ)
タニギキョウ(谷桔梗) ききょう科。
山の木陰、谷沿いなどに生える小型の多年草で、地下茎を伸ばして群落を作ります、
というか地下茎のあちこちから地上茎をだし、その先端に一つの花を付ける、という方が正しいでしょう。
あまり桔梗らしくない、どちらかといえば雑草っぽい印象です。
山で出会っても、ふもとにもある雑草かな、と思って見逃してしまいそうです。
拡大して見ていただくと、花弁にうっすらと青い筋が見えるのが、
桔梗の仲間であることを示しています。
図鑑では、花は4−8月に咲く、とあり、長期間次々と咲くので
しょうか、それとも生育域により花期が違うだけなのでしょうか。
ホウチャクソウ(宝鐸草) ゆり科。
林床に生育する多年草で、地下茎を延ばして繁殖します。花は花被片(花弁3、愕3)の6枚で、
筒状のままで平開しません。でも、写真はまだ蕾で、開花すると先端が少しだけ開いて、
雄蕊、雌蕊が見えるはずです。
若芽は山菜のアマドコロと似ていますが有毒です。
なお、宝鐸とは、寺院などの堂塔の軒の4隅に飾りとしてつるされている大型の風鈴のことです。
花の形が、似ていることで名づけられています。秋に黒色の液果をつけます。
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