ケマンソウの仲間(13/4/10)
岐阜近郊でこの季節に見られるケマンソウの仲間2種です。
花形は個性的で、殆ど色違いの園芸種のようにそっくりです。
ムラサキケマンは平地の野原、畦道などに見られるのに対して、
ミヤマキケマンは山地で多く見られます。
(ムラサキケマン/ミマヤキケマン)
ムラサキケマン(紫華鬘) けし科。
Wikiではけまんそう科として独立させています。
山野に普通に見られる越年草です。岐阜大学の裏の伊自良川の河川敷にも見られます。
キケマン属に特有の花形ですぐに分かります。全草にプロトピンを含み有毒、とあります。
ところで、この「華鬘」ですが、仏殿などに用いられる装飾具で、
それがなぜ花の名前になったのかは不明です。
仲間に花が黄色のキケマンがあり、これが属名になっています。
群落を作っていることが多く、紫色の花は結構きれいです。
また、一つ一つの花を見ても、独特の花型で、園芸植物としても遜色のないものです。
ミヤマキケマン(深山黄華鬘) けし科。
ムラサキケマンの黄色腫と思えば良いでしょう。
ミヤマとありますが、高山種ではなく、普通のの低山に見られます。
確かにムラサキケマンに比べると、平地で見ることは少ないので、山にあるケマンということでは、
ミヤマも不当な名前ではないでしょう。
近畿以北の山地に自生します。逆にそれより西南部では類似種のフウロケマンが自生します。
花姿が分かりやすいように単独の個体を写しましたが、多くは群落を作っていて、
一斉に花を付けると見ごたえがあります。
やはり様々なアルカロイドを含んでおり、全草は有毒、
中国では皮膚病に外用として用いるとあります。悪臭があります。
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