綺麗な秋の花3種(14/11/4)
庭があれば植えておきたいようなきれいな秋の花です。
いずれも、比較的自然環境が保たれた人里に生えるもので、
雑草と山野草の中間のような感じです。
(ツリガネニンジン/ヨメナ/ミズヒキ)
ツリガネニンジン(釣鐘人参)ききょう科。
全国の林縁や草刈りがされて管理された河川堤防などに生育する多年草です。
淡いブルーの釣鐘はとても愛らしく、そのまま園芸植物になるかと思います。
春に出る若芽はトトキとよばれ、「山でうまいはオケラにトトキ」と称されるほどおいしいそうです。
でも、私はこのかわいい花のことを思うと、とても食べる気にはなりません。
名前ですが、ツリガネは花の形から、ニンジンは根が人参に似ていることからつけられました。
この根を乾燥させると生薬、沙参(しゃじん)となり、咳止めなどの効果があるそうです。
ヨメナ(嫁菜) きく科。
中部地方以西の道端、田の畔などに普通な多年草です。
秋に薄紫から白色の「菊型」の花をつけます。
野菊の一種ですが野菊は総称名でノギクという名の植物はありません。
若菜は万葉の時代から山菜として利用されています。
関東以北にはカントウヨメナが分布します。
それ以外にも、ユウガギク、オオユウガギク、コヨメナ、オオバヨメナなどあり、
結構区別は難しそうです。
属名ですがヨメナ属(Kalimeris)とするもの、シオン属(Aster)とするものがあります。
最後に、ヨメナの名前の由来ですが、花が美しい、まずい(嫁に食べさせる)
など色々と意見があり、実の所よく分かっていないようです。
ミズヒキ(水引) たで科。
全国の日当たりの良い林縁、草原、道端などに生える多年草です。
長い花軸にまばらにつく紅白の花が、祝儀の時に用いる包装の飾り紐、
水引に似ていることからこの名があります。
これぞ山野草、という野趣のある山野草です。
黄色い花が咲くキンミズヒキという花がありますが、ばら科で、
ミズヒキとは近縁ではありません。
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