比較的見慣れない山草2種(13/5/8)

あまり見かけない山草2種を紹介します。ひめはぎ科、うまのすずくさ科、 と科の名前もあまりなじみがないものです。 花の形も個性的で、私の浅知識では何科を調べればよいのか困りました。
(ヒメハギ/カンアオイ)


ヒメハギ(姫萩) ひめはぎ科。
図鑑には、日当たりのよいやや乾いた斜面に普通な多年草、 とありますが、私には初めての出会いです。 花も、草全体も小さく、花が咲いていなければ極めてありふれた草にしか見えないので、 見過ごしていただけかもしれません。 でも、撮影場所でも、ちらほらとあるだけで、決して群落を作る、 という状態ではありませんでした。 ひめはぎ科には、ヒナノカンザシ、ヒナノキンチャク、カキノハグサが日本にはあるそうですが、 私はいずれも名前を聞いたことがありません。 見つけた時には、これはなんだ、という思いとともに、宝くじに当たった ように心がときめきました。 自然にあるこのような花を見つけることが、雑草屋さんの一番の楽しみです。


カンアオイ(寒葵) うまのすずくさ科。
日本固有種で、関東から近畿、四国に分布するとあります。 小型の多年草で、山地の林床に生育します。 花期は10月から2月の冬に咲くということですが、写真は5月のものです。 花の残骸なのでしょうか。近縁で花期が春の種(しゅ)を探したのですが、 適当なものが見つからず、とりあえずカンアオイとしておきます。 カンアオイはギフチョウの幼虫の食草として知られています。 ギフチョウは岐阜畜産センターが保護・育成していて、 その食草としてカンアオイも育てられています。 以前、カンアオイの花を撮りに行ったのですが、 その領域には縄がしてあって、近づけないのです。 大きな花なら、遠くからでも写せるのですが、 これは地べたに這いつくばらないと写せません。


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