ミツバツツジの仲間(13/3/20)

ミツバツツジは、早春の低山を代表する花です。 抜けるような青空に映える鮮やかな赤紫の花色は、 山道での疲れを喜びに変えてくれるでしょう。 温かい春の日差しの中を、近くの山に出かけてみま せんか。
(ミツバツツジ/コバノミツバツツジ)


ミツバツツジ(三つ葉躑躅) つつじ科。


コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅) つつじ科。

落葉低木。両者とも、早春の山で非常に目立つツツジです。 山で樹高3-4mの大木が、一面鮮やかな赤紫色に包まれているのに 出会うと、誰でも足を止めて、休憩したくなります。 名前の由来は、花後に芽吹く新芽が3枚なので三つ葉躑躅です。 芽吹いたばかりの新芽の緑と、花の青も非常にコントラストがよく、 絵になります。 ところで、ミツバツツジは昔からよく知っていたのですが、 その中にミツバツツジとコバノミツバツツジがあることは、 最近まで知りませんでした。 両者は、非常によく似ていて、遠目にはまず区別はつきません。 違いは、雄蕊の数だそうで、ミツバツツジは雄蕊が5、 それに対してコバノミツバツツジは10です。 ちなみに「コバノ」というのは「小葉の」と書いて葉が小さいという意味ですが、 両者が隣り合って咲いているのではない限り、ほとんど判別の手助けにはなりません。 それで、雄蕊の数で区別すればよいのだ、と納得していたのですが、 ある図鑑によると、ミツバツツジで雄蕊が10のものをトサノミツバツツジと 呼ぶとあり、こうなると素人にはお手上げです。 これも図鑑によると、分布域が少し異なっているようですが、 岐阜では両者とも(つまり、雄蕊が5のものと10のものが)見られるようです。 どちらかというと、ミツバツツジが多いような気がします。 皆さんも見つけたら、雄蕊の数を数えてみてください。 でも、あまり蘊蓄を傾ける・ひけらかすと、煙たがられる かもしれません。その場合は、名前にこだわらずに、花を愛でることに 専念しましょう。


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