春の長良川・木曽川堤で(14/5/3)

長良川・木曽川の堤防、河川敷で見つけた雑草、野草です。 いずれも、ありふれた植物ですが、あまり目立つものではありません。
(スズメノヤリ/ヤワラスゲ/セントウソウ)


スズメノヤリ(雀の槍) いぐさ科。
全国の山野や堤防などに普通に生える多年草です。 名前の由来は、その形が毛槍(大名行列で用いる)に似ているからとのことです。 くす玉の部分は、花が多数集まってできています。 一つ一つでは、目立つものではありませんが、写真のように群生すると なかなかかわいいかなと思います。 名前が似ているものに、イネ科のスズメノテッポウがありますが、 形は全然似ていません。 スズメを名前に冠するものは、スズメノエンドウ、スズメウリなど、 「小さい」を意味することが多いようです。


ヤワラスゲ(柔菅)かやつりぐさ科。
やや湿ったところを好む多年草で、河川敷などに群落を作ります。 花茎の頂部には雄花が、その下に数個の雌花が付きます。 目立つ雌花の斜め後ろに見える細いのが雄花です。 名前の由来は、柔らかいスゲということなのでしょうが、 黄緑色の雌花/果実が柔らかく見えるのでしょうか。


セントウソウ(仙洞草) せり科。
山野の樹陰などに生える多年草です。 葉は3出羽状複葉で、ちょっとニンジンの葉に似ています。 日本の固有種で全国に分布します。 4−5月ごろに複散形花序の小さな白い花をつけます。 葉がオウレンに似ているのでオウレンダマシとの別名もあります。 名前の由来ですが、仙人の住む洞に咲くから、とか、春一番に咲く からとかの説がありますが、Wikiに 「名前の由来はわからないと牧野も書いている」とあるので、そうなのでしょう。


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