水田雑草(13/10/22)

水辺を好む雑草で、岐阜では休耕田などに群落を作っているのが見られます。
(オモダカ/ヒレタゴボウ/イボクサ)


オモダカ(面高) おもだか科。
水田や溝などに生える多年生の雑草です。アジア、東ヨーロッパの温帯ー熱帯域に広く分布します。 地下に走出枝を出し広がるため、難防除性の水田雑草です。 名前の由来は、葉が人の顔に似ているからとの説がありますが、よくわかっていません。 正月料理に用いられるクワイは、同じオモダカ属(Sagittaria)です。


ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡) あかばな科。
水田、休耕田、ため池畔など湿地に生育する熱帯アメリカ原産の帰化植物で、 1年生草本です。花はアカバナ科特有の4弁花です。 ヒレタゴボウは、茎に鰭があるタゴボウ(田牛蒡)、という意味ですが、 タゴボウとはアカバナ科のチョウジタデ、古くから日本にある水田雑草です。 別名にアメリカミズキンバイがありますが、元となった在来種のミズキンバイは わずかに生育地が残されているだけの絶滅危惧種になっています。


イボクサ(疣草)つゆくさ科。
水田や畔など湿地に生える一年生雑草です。 イボクサの名前は、葉の汁をつけると疣が取れるというものですが、 あまり科学的根拠はありません。 三弁の花はツユクサと同じく一日花です。稲作とともに帰化した史前帰化植物と考えられています。


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