初夏の百々ヶ峰の木の花(13/5/25)
今度は初夏の百々ヶ峰で見つけた木の花です。コアジサイは金華山にもたくさん見られます。
(コアジサイ/ガンピ/ナツハゼ)
コアジサイ(小紫陽花) ゆきのした科。
関東以西の山地に生える落葉低木です。日本固有種です。
紫陽花の仲間はこれまでゆきのした科とされてきましたが、
あじさい科として独立させる分類もあるようです。
ヤマアジサイと似ているのですが、コアジサイには装飾花(萼片からなる目立つ花)はなく、
すべて両性花です。
花色は、写真のように薄い青紫です。花も、ヤマアジサイより遅いような気がします。
草のような柔らかい感じのする木で、
花が咲いていなければ草と間違うかもしれません。
花の清楚な感じが、雨あがりの山道に似合います。
もっと、愛でられてよいと思うのですが、それほど知られていないように思います。
ガンピ(雁皮) じんちょうげ科。
日当たりのよい低山に生える落葉小低木です。分布は静岡県以西のとのことです。
奈良時代の昔から、この樹皮の繊維をもちいてガンピ紙が作られています。
でも、栽培は難しいとあり、昔から自生種が採集・利用されていたようです。
今はあまり利用されないようで、百々ヶ峰でも普通に見かけることができます。
類似種にキガンピがありますが、ガンピは葉が互生なのに対してキガンピは葉が対生、
また花期もガンピが5-6月なのに対してキガンピは8月です。
花姿は、沈丁花の花によく似ています。黄色く見えるものは、花弁ではなくガクです。
ナツハゼ(夏櫨) つつじ科。
山地に生育する落葉低木で夏に紅葉することからこの名がつけられています。
ハゼの名を持っていますがつつじ科です。
花は赤色で、アセビなどと似た釣鐘型です。果実は黒熟し、食用になります。
ブルーベリーのように酸味があり、生食他ジャムなどになるようです。
果実の季節に出会えれば、ぜひとも食べてみたいのですが、
なかなかその機会がありません。観賞・果樹として栽培もされているそうです。
因みにナツハゼの属するスノキ属には、以前に紹介したウスノキ(13/4/21)や
ブルーベリーが属します。
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