伊吹山南面の花々(2007/4/8)(2013/4/17)
様々な季節に伊吹山南面で見つけた花です。重複しないもののみを取り上げています。
掲載種:アマナ キバナノアマナ ヒカゲスミレ アケビ ヤマエンゴサク
伊吹山南面(2007/4/8)
この年は異様に雪が少なく、頂上まで雪はありませんでした。
でも、花はまだあまり咲いておらず、これらは5合目あたりで撮ったものです。
アマナ(甘菜)ゆり科。
日当たりのよい草原にはえる多年草です。球根が甘く食用になることから、
アマナの名前があります。また、クワイに似ているのでムギクワイの名もあります。
一つの球根からは、葉が2枚と花が一つつきます。
花姿はチューリップに似ているので、かつてはTulipa edulisとして、
チューリップ属に入れられていたということです。
分布は、福島以西の日本です。やはり、Spring ephemeralで、5月には地上部は枯れてなくなります
キバナノアマナ(黄花の甘菜) ゆり科。
山野に生える多年草です。キバナアマナとしている図鑑もあります。
アマナの黄花種のようですが、アマナ属ではなくキバナノアマナ属となっています。
こちらは一つの球根から多数の花を咲かせます。
草丈もアマナより少し大きめです。
分布は、北海道・本州(西部では稀)となっています。
伊吹山では、アマナ、キバナアマナの両者が見られる、幸運な山です。
ヒカゲスミレ(日陰菫) すみれ科。
山野の木陰や川沿いなどやや湿ったところに生える多年草です。全国に分布するとあります。
くどいですが、スミレの分類は難しく(というか、素人にはそこまで分類する必要があるのかと思うくらい、
細かく分けられていて)厳格に言われると自信はありませんが、ヒカゲスミレまたはその変種だと思います。
伊吹山南面(2013/4/27)
この時は逆に、頂上付近には雪が残っており、寒かったのですが、三合目あたりはすっかり春の雰囲気でした。
アケビ(木通、通草) あけび科。
山野に普通なつる性の落葉低木です。花は、一つの花序に雄花と雌花が別々につきます。
写真では中心に大きく見えるのが雌花、その下にたくさんあるのが雄花です。
実は秋に熟すと裂開し種子とそれを取り囲む白い果肉(胎座)を裸出します。
この様子を、実が開くということでアケビの名前があります。
アケビの白い果肉は甘くて生食できますが、それ以外に果皮の部分が山形では料理に使われ、
季節にはスーパーの野菜コーナーに並びます。
ヤマエンゴサク(山延胡索)けし科。
山野の湿った林内、草原に生える多年草です。けまんそう科とする分類もあります。
類似種には、エゾエンゴサク、ジロボウエンゴサクがありますが、
花の下につく苞が深く切れ込むのがヤマエンゴサクです。
葉の形は変異が多く、あまり手がかりにならないようです。
これも、春他の植物に先駆けて花を咲かせるSpring ephemeralです。
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