初夏の美ヶ原の花々(13/06/8-9)

6月に美ヶ原へ自転車で登った時の写真です。 とてもしんどくて、あまり花を撮るゆとりはありませんでした。 もちろん、もう少しは撮ったのですが、 ここではこれまでに紹介していないものに限って紹介します。
(レンゲツツジ/イチヤクソウ/シロバナノヘビイチゴ)


レンゲツツジ(蓮華躑躅) つつじ科。
北海道西南部以南の日当たりの良い高原などに自生する落葉低木です。 4−6月に葉が開くのと前後してオレンジ色の鮮やかな花をつけます。 名前は、蕾の様子が蓮華に見えることからと言うのですが、よくわかりません。 全木に有毒成分を含むため、草食動物に食べられず群生地ができている、ということです。 奈良公園のアセビと同じ理屈ですね。 花には蜜があるのですが、有毒成分を含むため、 養蜂業者はレンゲツツジの咲いている場所では蜜蜂を放さないとのことです。


イチヤクソウ(一薬草) いちやくそう科。
全国の低山の林中に自生する多年草です。 これまではいちやくそう科とされてきましたが、 新しいAPG体系ではつつじ科に分類されるそうです。 名前の由来は、一つの薬草で多くの病気に効果がある、という意味だそうです。 花期に全草を乾燥させたものは、鹿蹄草(ろくていそう)という生薬になり、 強心、降圧、抗菌などの作用が知られているそうです。


シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺) ばら科。
中部地方以西の山地から高山地帯下部の日当たりの良い草原に生育する多年草です。 シロバナヘビイチゴと思っていましたが、シロバナ<ノ>ヘビイチゴだそうです。 花色を除いて、見かけは蛇苺そっくりですが、 ヘビイチゴがキジムシロ属なのに対して、本種は食用の苺と同じオランダイチゴ属です。 そのため、果実(果床)は赤熟し食べられるそうです。熟す季節にまた行ってみたいですね。


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