舟伏山にイワザクラを求めて(23/11/1)


2015年の4月22日に、舟伏山にイワザクラを求めて登った時の写真です。 前年の5月4日に登ったときには、すでに花期は終わっていて残念な思いをしました。 今回は、そのリベンジです。 ここに紹介した花以外にも、イワウチワ、イワカガミ、などが咲いていました。
(イワザクラ、オニシバリ、ヒトリシズカ)


イワザクラ サクラソウ科
中部以西の岩場に生える多年草です。日本の固有種です。 名前の通り、岩場を好んで生えています。 もちろん、岩場という過酷な環境が「好き」なわけではなく、 他の植物との競争に勝てないため、岩場に逃げ出したのです。
関東以北で生育しているものは、コイワザクラという、イワザクラの小型種になります。 ずれも、生育地は極めて限られており、花の季節には この花を求めて多くの登山者が山を訪れます。 岐阜市近郊では、なぜか舟伏山にだけ見られるようです。 この年は幸い満開の花に出会えましたが、 花の開花に合わせて登るのは結構難しく、 前年は12日の差でしたが、もう花は終わっていました。
環境省:絶滅危惧IB類に指定されており、 「大部分の生育地で生育条件が明らかに悪化しつつあり、個体数が大幅に減少している。 大部分の個体群がその再生産能力を上回る採取圧にさらされている。」 と説明されています。 花を愛する人が、「採取」することで、種を絶滅させる、 とても悲しいことですが、これが現実です。岐阜県のホームページにも、 「調査などで本種の生育が確認された場合、公表に際しては確認場所の特定できないよう配慮が望まれる。」 とあります。


オニシバリ ジンチョウゲ科
温暖地(福島以南とあります)の林内に生える常緑低木です。 イメージとしては、ジンチョウゲを小型化ような木で、大きくても樹高1m程度、 ふつうはもっと小型です。 「常緑樹」となっていますが、 葉は、秋に伸びて、冬を越し翌年の夏に落葉します。 そのため、「夏坊主」という別名があります。 枝は非常に強靭で、「鬼をも縛れる」という意味で、オニシバリと名づけられました。 雌雄異株とあります。これは、花後の「子房」のようなものが見えるので、 雌花でしょうか。次に出会えたら、雌雄の確認のできる写真を撮ろうと思います。


ヒトリシズカ センリョウ科
日本各地の、低山の林内に生える多年草です。 詳しくは、以前に紹介したページ 伊吹北尾根(09/5/9) をご覧ください。 再掲はできるだけ避けているのですが、 まだ展開したばかりの花が可愛いので、 掲載してしまいました。


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